勉強をしない子どもと自ら学習する姿勢

勉強のやり方の基礎を覚えることの重要性

勉強が嫌いな子どもは多い

勉強が嫌いな子ども

時代が変わっても「勉強が嫌いな子ども」や「勉強しない子ども」はたくさんいます。勉強が嫌いな子どもにとって、勉強することはかなり苦しいはずです。

学習塾では手遅れと思い、高いお金を払って家庭教師に来てもらっても、子ども自身の勉強に対する意識が変わらない限りは何も変わりません。

よくドロップアウトした人の成功を雑誌やテレビなどのメディアが取り上げて賞賛しますので、子どものなかには「その内やる気になれば大丈夫」と考えてしまうのも仕方のないことです。

ただし、勘違いしてはいけないのは、成功した彼らは勉強のやり方を知っている人で、一人でも「何かを学んで身につける」という基礎ができている人たちです。

みんなが遊んでいたり、休んでいるときに、人の見ていないところで何倍も努力した人たちです。

自ら学んで身につけるのは基本

学校で習う勉強は「社会に出てから何も役に立たない」と今も昔も変わらずに耳にします。確かに社会に出てから役に立たないことのほうが多いですし、覚えたことの多くは忘れてしまいます。

しかし勉強とは何も学校で教わることばかりではありません。役に立たないと思えることでも覚えることで「何かを学んで身につける」という基礎を作ることができます。

もちろん、時間が経過すれば忘れてしまうことも多いですが、大人になってからトラブルもなくスムーズに人生を歩いて行く人よりも壁にぶつかる人のほうが多いです。

壁にぶつかったとき、この「自ら何かを学んで身につける基礎」こそが非常に重要です。

自ら学習する姿勢を身についている人たちは、その厳しい状況からでも新たに勉強して、道を切り開いてゆくことができますが、学ぶ基礎がないままに成長した人たちは、現状を変えたいと思っても他力本願になってしまいます。

勉強のやり方の基礎を覚えれば大きく伸びる

そのため勉強しない子どもを持つ親は、勉強のやり方を覚えることの重要性を理解させてあげる必要があります。

確かに根気のいることですが、本当の意味で利口な子どもは、ある時期「このままではマズイ」と自分で気付き、勉強し始めます。

そしてキッカケをつかみ勉強のやり方を覚えれば大きく伸びて行きます。

現在はパソコンやタブレットでも本当に魅力的な学習サービスがありますので、勉強が嫌いな子どもでも、それがキッカケとなり勉強する習慣が身につき、考えることができないほどの成績アップをしてゆくことも充分に考えることができます。