家庭教師の無料体験授業のポイント

多くの会社で入会前に家庭教師がどのようなシステムで派遣されるのか、派遣された家庭教師がどのように指導するのかなどを理解してもらうために家庭教師の無料体験授業(無料体験学習)を行っています。

当然、会社側も慈善授業ではなく、ビジネスですので、無料ではありますが、申し込みをしてもらうための営業込みであるということは、無料体験授業を申し込むご家庭も必ず理解しておかなくてはなりません。

また、少なくとも、一ヶ月は見てみないと、「子どもに家庭教師が合うのか?合わないのか?」を判断はするのは難しいと思いますので、無料体験授業だけでそれを判断するのことはできないということも知っておいたほうが良いです。

しかし「どのような感じで家庭教師の授業が行われるのかは理解することができますので、本入会する前に必ず無料体験授業を行っておくことをオススメします。

無料体験授業の決定から当日まで

家庭教師の無料体験授業が決定するまでの、スタンダードな流れを書くと

「Step.01:WEBフォームからの問い合わせ」

「Step.02:電話での相談/カウンセリング」>

「Step.03:訪問日時の決定」

「Step.04:各家庭で無料体験学習の準備」です。

電話での相談/カウンセリング

家庭教師の無料体験授業のポイント1

会社側は子どもの学習状況や苦手教科などを知らなければ、学習方法を提案することができませんので、WEBで問い合わせても、確実に会社側から電話が掛かってきます。

電話は嫌だという人もいるかもしれませんが、まともなところは真剣に話を聞いてくれますので、無料で学習相談に乗ってもらえると思えば良いのではないでしょうか。

また、子どもの学習状況の説明は2、3分で終わる話ではありませんので、WEBでの問い合わせの際に、電話を掛けても大丈夫な都合の良い時間をあらかじめ問い合わせフォーム備考欄に書いておきましょう。

当日までの準備

実際に訪問日時が決定した後は、電話で相談している時にも言われると思いますが、無料体験授業の時間を有効にするために、家庭教師に見てもらおうとしている教科の教科書、プリント類、定期テストの答案などを、事前に用意しておくと当日はスムーズに行きます。

テストの出来が悪すぎて答案用紙を見せられないという子どもも中にはいると思いますが(わたしはこのタイプでした。)、事前に電話でカウンセリングしてますので、恥ずかしがらなくても全然大丈夫です。

もう一つ保護者の方も聞いてみたいことがあると思いますので、当日までに、まとめておくと良いと思います。「本当に成績は上がりますか?」こんなストレートな質問であっても問題ありません。

ひとつ注意点として、子ども部屋がなくても家庭教師の無料体験授業は可能ですが、家庭教師派遣の対応地域でない場合は自宅へ行くのは無理ですので無料体験授業を行うことはできません。

無料体験授業の当日の流れとポイント

家庭教師の無料体験授業の当日は

「Step.01:挨拶・カウンセリング」

「Step.02:無料体験授業スタート」

「Step.03:料金・システムの説明」のような流れに大体なります。

無料体験授業スタート

家庭教師の無料体験授業のポイント2

会社により多少、違いがあると思いますが、いきなり「料金・システムの説明」から入って無料体験授業をスタートさせるというのは、一般常識的には考えにくいです。

挨拶・カウンセリングの後は、家庭教師の無料体験授業のスタートとなります。授業は相手はプロですから、子どもが緊張することなく授業に臨めるような空気を作ってくれます。そのため、その点は心配はありません。

無料体験授業のあとは料金・システムの説明になりますが、先にも書きましたが慈善事業ではありませんので相手は100%営業モードです。

申し込みをしてもらうために都合の悪いことはあまり言いませんので、小さなことでも不明確なことや疑問はどんどん質問して下さい。

また、お金を出すのは保護者ですが、勉強をするのは子どもですので、実際に家庭教師の申し込みをする前に、保護者の方と子どもとの話し合いが重要になります。

契約を急かす会社はやめたほうが良い

短期間で成績アップするための勉強法」でも書いていますが、もし、一流のプロ家庭教師を付けたとしても、宿題や復習をしない子どもの成績を伸ばすことはできません。

そのようなこともありますので、当日に申し込みさせようとしようとする急かす会社は「他のライバル会社の話をさせない」という目的がありますので、他と比較しないでの、そこの会社との契約はやめておいたほうが良いと思います。

また他社の悪口を言って契約させようとする会社も誠実さに欠けます。

家庭教師を考えている家庭は、できれば3社、少なくとも2社の無料体験授業を受けてから決定することをオススメします。なぜなら子どもが100人いれば100の個性がありますので、この時代に他と比較をしないで1社からベストな選択をすることはもったいないからです。

もうひとつ書いておくと、家庭教師に限りませんが、ほとんどの場合で入会金が必要になりますので、後から後悔しないように慎重に選ぶべきです。「入会金0円キャンペーン」を実施している会社もありますが、最低入会期間が3ヶ月から半年の縛りがあったりしますので注意して下さい。